A5版(ソフトカバー): 252ページ
発行所: 唐松書房
言語 日本語
ISBN:なし
発売日: 2014/4/1初版 2014/9/30 第2刷
わたしたちは、子どもを持ちたいと切望し、決断した。
長年の不妊治療の歴史により、女性の不妊治療に関しては詳細な情報も得られるようになった昨今。
それとは裏腹に、男性不妊に関する情報があまりに少ないことが浮き彫りになってきました。
秘められた無精子症を明るみに出した男性不妊に関する専門書、
中でも特に、諏訪マタニティークリニックが取り組む「精子提供による非配偶者間体外受精」を取り上げたテキストです。
生殖の基本知識から、非配偶者間体外受精の現状をはじめ、
非配偶者間体外受精を選んだ夫婦、それを支えた父母、養子縁組を選んだ夫婦など、
諏訪マタにティークリニックに関わった患者さん
総勢31名から寄せられた手記も多数掲載。
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<目次>
このテキストの目的
このテキストを読まれる皆さんへ
[Chapter1]まずは、知ろう〜わたしたちのからだ〜
男性のからだのしくみについて
女性のからだのしくみについて
不妊症について
人工授精
体外受精ー胚移植
配偶子・胚の提供を受けておこなう生殖医療について
無精子症について
PESAとTESE
精子が見つからなかった場合に子どもを望む方法
当病院の精子提供による非配偶者間体外受精
[Chapter2]諏訪マタニティークリニックにおける「非配偶者間体外受精」について
Chapter2のはじめに
非配偶者間体外受精の捉え方
「生殖障害者」への「扶助生殖医療」という捉え方
配偶子の提供を受けるご夫婦に望むこと
「出自を知る権利」
当病院における精子提供による非配偶者間体外受精の実際
当事者の手記〜秘められていた想い〜
1. ここでしか言えない ここでしか泣けない
2. 実際の治療相談に入る前におこなわれた事前カウンセリングを経て
3. 家族の絆
4. 子を思う親の心
5. 無精子症の夫とその妻
6. 病気や事故で無精子症になったケース
7. 精子提供治療を選択せず特別養子縁組を選んだケース
8. 患者さんが医療の現場で傷つけられるという現状
9. なによりも大切なこと
10. 根津八紘院長との面談を終えて
11. そして子どもが生まれ、親となって
[Chpater3]生殖医療をめぐる歴史・社会動向
生殖医療の進展
日本の状況〜非配偶者間人工授精について〜
日本の状況〜非配偶者間体外受精について〜
第三者の精子・卵子・胚により生まれた子の法的地位をめぐる議論とその流れ
どなー情報の開示について
ガイドライン
非配偶者間体外受精ガイドライン
非配偶者間体外受精に臨まれる皆さんへ
非配偶者間体外受精に関する宣誓書
年表・生殖医療の歴史
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